不動産業界歴23年のKです。
放置空き家の市場流通を後押しするため、仲介手数料の引き上げが検討されています。
低廉な空き家とされる400万円以下の管理状態の悪い物件について、不動産会社が受け取れる仲介手数料等の報酬上限が18万円から30万円への引き上げが検討されています。
また、現行の制度では特別手数料の請求を売主に限っていましたが、買主に請求できるようになるそうなので、報酬額としては大きく変わります。
放置空き家の原因は需要の低さよりも、相続登記未了にともなう所有者不明等によって、売りたくても売れないケースが多くあります。
そうした問題への解決には直結しないかもしれませんが、流通性や価格の低い地方の低廉な空き家の売買においては一定の効果が期待されます。
私たちは、引き続き放置空き家になる前の問題解決に注力して参りたいと思います。
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『当社の老後不動産について』