今と、その先の
ありがとうへ
人生は人それぞれ物語があり、生まれたら必ず亡くなります。核家族化によるおひとりさま高齢者の増加や、身の回りにサポートしてくれる人がいないことにより不幸にして亡くなる方を目の当たりにし、「下を向いて人生の最後を終えるのではなく、少しでもいいから上を向いて亡くなるお手伝いがしたい」と思うようになりました。
現在高齢者をサポートする制度や支援機関は存在するものの、業務過多や経験不足、縦割り制度の弊害など、期待するほど機能していません。この現実を変えるためには民間企業が積極的に介入し、行政とも連携を取り、地域社会のシステム自体を動かすことが必要だと考えます。
また、高齢者の体調は急変するため一日一日が非常に大切です。複雑に絡み合った高齢者問題を迅速に解決するため、各専門家を内部に在籍させ、グループ内で連携が取れるよう体制を構築しました。
私たちは高齢者の最後の遺志を叶える者として、相手を尊重し、寄り添いながら、倫理観を持って対応することを忘れてはなりません。その想いはご本人様だけでなく、ご家族や周りで見守る方々、そして地域社会へと波及します。
「今と、その先のありがとうへ」という企業理念を大切に、悲喜交交の人生物語を終えるときに、誰もが安らかに最期を迎えられる世の中となりますよう、積極的に事業活動に取り組んでまいります。