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昨今の高齢者問題を含めた
様々な社会問題
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おひとりさま急増の実態

2023年5月8日
社長の森角です。

おひとりさまの増加は社会問題化しており、今後更なる増加が見込まれます。
厚生労働省の国民生活基礎調査(2019年)によれば、65歳以上の者のみで構成されている高齢者世帯のうち、単独世帯は736万9000世帯になります。その構成比は男性が35%、女性が65%。85歳以上は男性が11.6%、女性は21%で長生きの女性は必然的におひとりさまになる事が多くなります。

50歳時の未婚率は、2015年の国勢調査で男性が23.4%、女性が14.1%。2030年には男性が28%、女性は18.5%に達すると予想されています。
婚姻件数も減少。1970年代前半は100万件を超えていましたが、2019年には約60万件に減っています。
死亡者数も増加傾向で、2019年は138万人。2040年には推計で168万人に及ぶとみられています。配偶者との死別も、おひとりさま急増の大きな要因です。

65歳以上の夫婦のみの世帯は693万世帯。おひとりさま予備軍ともいえる「おふたりさま」は、おひとりさまと同じくらいのボリュームがあります。
高齢のご夫婦は、熟年離婚の危機にある人たちよりも、共通の趣味を持ち、二人仲睦まじく暮らしている人達の方が実に危ない。どちらかが倒れると、生活が一変してしまいます。

最期に不安のあるおひとりさまや、子どもがいない又は親族を頼れないご夫婦は早めの対策が必要です。
高齢者の問題は複雑で、それぞれ対策が異なります。例えば、子どもがいない夫婦の場合は夫婦間で相互遺言をお勧めします。
しかし、一方が認知症になってしまった場合はどうなるでしょうか。

我々は法律行為だけでなく、身上監護や、その後のトラブルを回避するノウハウが豊富にあります。
高齢者の対策は早めが重要です。
森角署名


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